イスラエルのテルアビブにドローン攻撃があり、爆発で1人が死亡したほか多数のけが人が出ています。イエメンの親イラン武装組織「フーシ派」が声明を出しました。

 イスラエルの地元メディアなどによりますと、19日の未明、商業都市・テルアビブにあるアメリカの領事館付近で爆発があり、破片に当たって死亡した住民とみられる男性が近くのビルで発見されました。他にも8人が病院で手当を受けています。

 イスラエル軍はドローンによる攻撃との見方を示していますが、先ほど、イエメンの親イラン武装組織「フーシ派」がSNSで声明を発表しました。

 「フーシ派」のドローン攻撃により、イスラエルで死者が出たのはこれが初めてです。

 また「フーシ派」は、「この作戦には敵の迎撃システムを回避する新型のドローンを使った」と明らかにしたうえで、「ガザ地区での虐殺に対抗するため攻撃を続ける」と訴えています。

 中東のメディアが伝えたところによりますと、「フーシ派」がテルアビブに向けて発射したのは、弾道ミサイルと4機のドローンで、アメリカ軍が打ち落としましたが、このうちドローン1機が落下したということです。

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