北朝鮮がごみ風船を韓国へ飛ばしたことに対抗し、韓国軍が拡声器を使った北朝鮮向けの宣伝放送を再び行いました。
韓国軍によりますと、北朝鮮は18日夕方から紙ごみなどをぶら下げた風船およそ200個を韓国に向けて飛ばし、このうち40個ほどが京畿道北部に落下。
韓国軍は対抗措置として、19日未明まで拡声器を使い北朝鮮向けの宣伝放送を実施したということです。
韓国軍は先月もごみ風船に対抗し宣伝放送を行っていて、「今後の対応は全面的に北朝鮮の行動にかかっている」と強調しています。
北朝鮮は今年5月以降、韓国の脱北者団体がビラを散布することへの「対抗措置」としてごみ風船を相次いで飛ばしていますが、韓国側も宣伝放送のほかに軍事境界線近くでの砲撃訓練を再開させるなど、南北の応酬が続いています。
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