銃撃を受けたトランプ前大統領に「連帯」を表明するため右耳を白い布で覆ったアラバマ州の共和党代議員=米中西部ウィスコンシン州ミルウォーキーで2024年7月18日、八田浩輔撮影

 米中西部ウィスコンシン州ミルウォーキーで開催中の共和党全国大会で、銃撃事件を生き延びたドナルド・トランプ前大統領(78)に敬意を示そうと、一部の支持者たちがトランプ氏の負傷部位と同じ右耳に白い紙や布をあてている。

 トランプ氏のスローガン「米国を再び偉大に」と書かれた赤い帽子をかぶり、右耳に折りたたんだ白い布をあてたアリゾナ州のステイシー・グッドマン代議員は「トランプ大統領への連帯を表明するために付けている。彼を100%支持し、回復を祈っている」と話した。

 13日に米東部ペンシルベニア州で銃撃を受けたトランプ氏は、自身のネット交流サービス(SNS)で銃弾が「右耳の上部を貫通」したと明らかにした。15日に開幕した共和党大会で、トランプ氏は初日から右耳に白い医療用ガーゼをあてて出席している。【ミルウォーキー八田浩輔】

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