ドイツ連邦検察は18日、ウクライナへの軍事支援を阻む目的で軍事施設などへの攻撃を計画したとして、ロシア国籍を持つ男2人をスパイ容疑で逮捕しました。

スパイ容疑で逮捕されたのは、ドイツとロシアの両方の国籍を持つ男2人です。

ドイツ連邦検察によりますと、2人はウクライナへの軍事支援を妨害する目的でドイツの軍事施設やインフラへの放火や爆発物による攻撃を計画し、軍用機などを写真やビデオで撮影して情報収集していたということです。

うち1人はロシアの情報機関と関係のある人物と接触していて、ドイツ国内のアメリカ軍の施設も攻撃対象にしていたとみられています。

ドイツのベアボック外相は「プーチン大統領がドイツに恐怖を持ち込むことを許さない」と非難し、ドイツ外務省はドイツ駐在のロシア大使を召喚しました。

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