ロシアの治安機関・FSBは、ウクライナによるロシアの戦略爆撃機をハイジャックする計画を阻止したと発表しました。

ロシアのFSB=連邦保安局は8日、ウクライナの情報機関が核兵器も搭載可能なロシア軍の長距離戦略爆撃機「ツポレフ22M3」を奪おうとしていたとし、その計画を阻止したと発表しました。

ウクライナ側がロシア軍のパイロットに300万ドル、日本円でおよそ4億8000万円の報酬と、イタリア国籍を与えるのとを引き換えに、戦略爆撃機をハイジャックし、ウクライナに着陸させるよう働きかけていたとしています。

FSBは具体的な証拠は示さず、計画にはNATO=北大西洋条約機構が関与したと主張しています。

去年8月にはロシア軍の兵士が軍用ヘリコプターでウクライナに亡命。その後、スペインで射殺されているのが見つかり、ロシア側は「裏切り者は犯罪を計画した瞬間から、すでに死んでいた」とコメントしました。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。