アメリカ連邦最高裁がトランプ前大統領の起訴を巡り、免責特権を一部容認する判断を示したことを受けて、不倫口止め料事件の量刑言い渡しが9月に延期されました。

 アメリカ連邦最高裁は1日、トランプ氏が2020年の大統領選挙の結果を覆そうとしたとして起訴された事件を巡り、大統領の公的な行為に限り「免責特権」が認められるとの判断を示しました。

 この判断を受けてトランプ氏の弁護団は不倫口止め料事件での有罪評決の破棄と、11日に予定されている量刑言い渡しの延期を求めていましたが、ニューヨーク州の判事はトランプ氏への量刑言い渡しについて9月18日に延期すると発表しました。

 11月の大統領選に近い時期となるため、アメリカメディアではより大きな注目を集めると指摘する声も出ています。

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