アメリカ政府は中国から輸入する鉄鋼やアルミ製品の関税を現在の3倍に引き上げることを検討すると表明しました。

 バイデン大統領はUSTR(アメリカ通商代表部)に対し、関税の引き上げを検討するように指示しました。

 現在、中国から輸入される鉄鋼やアルミ製品にはアメリカ通商法301条に基づき、平均で7.5%の関税を課していますが、これを3倍に引き上げます。

 バイデン政権は「鉄鋼産業は国家の安全保障の基盤であり、中国での過剰生産や補助金による人為的な低価格でアメリカの鉄鋼産業が不公正な競争に直面している」としています。

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