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天皇皇后両陛下はこの後、“思い出の地”オックスフォードへと向かわれます。道中にサプライズで、陛下が友人と面会される場面もありました。

■両陛下が“思い出の地”訪問へ

チャールズ国王が両陛下を歓迎 この記事の写真は17枚 チャールズ国王
「英国におかえりなさい! Welcome back Britain」 手を振られる両陛下(27日)

天気に恵まれすぎて、暑いほどだったロンドンの日々。陛下は、こう振り返られました。

天皇陛下
(Q.おかえりなさいと言われたことについては?)ロンドンの建物の荘重なたたずまい、それからまたあのテムズ川、そういったものを眺めながら、何か思い出の地に戻ってきたという印象を強く持ちましたし、そのような中で『おかえりなさい』と言っていただいた、『welcome back』と多くの方から言っていただいたこと、本当にこれはうれしかったですし、その思い出の地に、今回、雅子にとってもこのイギリスは思い出の地ですので、2人で立つことができた。これは本当に大変、幸せなことだというふうに思っています。それから…」 テムズ川を訪れた陛下 両陛下にとっての「思い出の地」イギリス 記者
「大丈夫です」 天皇陛下
「あと王室の方について言えば…」

話は尽きないようです。そして…
笑いに包まれた、バッキンガム宮殿での晩餐会。

笑いに包まれた晩餐会 晩餐会の様子 天皇陛下
「(Q.会場を沸かせていたが、あの荘厳な空気の中での気持ちは?)皆さん笑っていただいたのがうれしかったですね。イギリス…あ、どうぞ…」 陛下 晩餐会での“裏話” 「(Q.陛下でも緊張されることが?)非常に温かい雰囲気の中でスピーチをすることができて、比較的リラックスしながらお話することができましたし、皆さんがこちらの方をよく聞いてくださっているということがわかって、これは大変話している私としてもうれしく思いました」 晩餐会でスピーチされる陛下

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■陛下「心からお礼」エリザベス女王の墓に供花

■陛下「心からお礼」エリザベス女王の墓に供花

ロンドン郊外にあるウィンザー城

これより先、ロンドン郊外のウィンザー城へも足をのばされた天皇陛下。

皇太子時代にもウィンザー城に訪問(2001年)

皇太子時代の2001年にも訪問されています。 エリザベス女王と夫のフィリップ殿下が城内を案内。

エリザベス女王(2001年)
「それから、これは先ほど話していたカタログ。でも日本語なのよ」 エリザベス女王と(2001年)

女王とフィリップ殿下はすでに亡くなり、ここウィンザー城のセント・ジョージ礼拝堂にお墓があります。

セント・ジョージ礼拝堂

生前にもう一度会えなかったことを残念に思われていた陛下。今回、お墓に花を手向けられました。

天皇陛下
「(Q.どんな気持ちでお墓に?)エリザベス女王陛下には、来日されたときにも、私はまだ小さかったですけどもお会いしましたし、それ以降、特に留学している間は、バッキンガム宮殿にお茶に呼んでいただいたり、本当によくしていただいたことに対する心からのお礼の気持ちで、きょうは参拝させていただきました」 エリザベス女王が来日(1975年) 陛下「心からお礼」

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■陛下 留学時代のご学友と“サプライズ面会”

■陛下 留学時代のご学友と“サプライズ面会”

陛下は今回、急きょ、予定を変更されこんな人にも会っています。

留学時代のご学友 フィリップ・ウィットモアさん(64)
「(Q.陛下とお会いできましたか?)会えましたよ」 留学時代のご学友 フィリップ・ウィットモアさん

オックスフォード留学中のご学友・ウィットモアさん。
先週は「おそらく会えないだろう」と話していましたが、26日、 日本大使館から連絡があったそうです。

オックスフォード大学での陛下とウィットモアさん(1983年) 留学時代のご学友 フィリップ・ウィットモアさん(64)
「座ってお茶を飲みました。かなりフォーマルなものになるだろうとは思っていて、実際そうでしたが、天皇陛下を独り占めできて光栄でした」 ウィットモアさん「天皇陛下を独り占めできて光栄」

ビオラの話など、20分ほど思い出話に花を咲かせたそうです。

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