イスラエル最高裁は、超正統派ユダヤ教徒の徴兵を義務化すべきだとする判決を下しました。
イスラエルではユダヤ教超正統派神学校の学生は徴兵が免除されていますが、ロイター通信によりますと、最高裁判所は25日、免除は違法として超正統派の学生も徴兵しなければならないとしました。
判決は全員一致で「厳しい戦争のさなか、不平等の負担はかつてないほど深刻だ」と指摘したとのことです。
ネタニヤフ連立政権に加わる超正統派政党は今回の判決に反発していて、ネタニヤフ首相の政権運営にとっても打撃となる可能性も指摘されています。
一方、現地メディアによりますと、ハネグビ国家安全保障顧問は25日、イスラム組織ハマスに代わりパレスチナ自治区ガザについて、管理する組織を探す権限をイスラエル軍に与えたとし、ガザ北部で管理計画を「間もなく」実行に移す考えを示したということです。
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