韓国・ソウル郊外のリチウムバッテリー工場で22人が死亡した火災が、発生から22時間あまりで鎮火しました。警察は捜査本部を立ち上げ、火災の原因を調べています。

京畿道・華城市にあるリチウムバッテリー工場できのう起きた火災では、22人が死亡し、8人が重軽傷を負いました。

地元消防によりますと、発生からおよそ22時間20分後のきょう午前8時50分ごろ、火が消し止められました。消防と警察は依然として安否が確認できていない1人の捜索を進めるとともに、現場の鑑識作業を行っています。

地元消防の担当者
「2階から避難していた関係者は、バッテリーセル1つから爆発的に燃焼が始まったと証言している」

消防はきのう、このように明らかにしていて、警察は130人態勢の捜査本部を設置し、詳しい状況を調べています。

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