ロシア南部ダゲスタン共和国で、武装グループがユダヤ教やロシア正教の施設を襲撃し、20人が死亡した事件をめぐり、イスラム過激派組織が関与したとの見方が出ています。
この事件は、ロシア南部ダゲスタン共和国で23日、首都マハチカラとデルベントにあるユダヤ教の礼拝所やロシア正教の教会などが武装グループの襲撃を受け、20人が死亡したものです。
事件についてアメリカのシンクタンクは、過激派組織「イスラム国」と関係するロシア国内の団体が犯行を称賛する声明をSNSに投稿したなどと指摘。地域のイスラム過激派組織が事件に関与した可能性があるとの見方を示しました。
ロシアでは、今年3月に140人以上が死亡するテロ事件が起きたばかりで、プーチン政権の治安対策への不満の声が出てくる可能性もあります。
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