イギリスの中央銀行は政策金利を5.25%に据え置くと発表しました。金利の据え置きは7回連続です。
イギリスの中央銀行であるイングランド銀行は20日、政策金利を現在の5.25%のまま据え置くと発表しました。金利の据え置きは去年9月の会合以降、7回連続です。
会合の委員9人のうち、ベイリー総裁を含む7人が据え置きに賛成した一方、2人が0.25%の利下げを主張しました。
イギリスでは、5月の消費者物価指数が前の年の同じ月と比べて2%の上昇と、イングランド銀行が目標としていた水準まで下がりました。
ただ、ベイリー総裁は「インフレ率が目標の2%となったのは良いニュースだ」としたものの、「低い水準にとどまることを確認する必要がある」としていて、インフレ再燃への懸念から、高い金利水準を維持する必要があると判断しました。
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