アメリカの高校で3年前に、当時15歳の少年が拳銃を乱射し、生徒4人が死亡した事件で、裁判所は過失致死罪で少年の両親に禁錮10~15年の判決を下しました。

この事件は2021年、中西部ミシガン州の高校で当時15歳の少年が拳銃を乱射し、生徒4人が死亡、教師1人を含む7人がけがをしたものです。

州の裁判所は9日、「銃の乱射を止めなかった」などとし、過失致死罪で少年の両親に禁錮10~15年の判決を下しました。アメリカメディアによると、子どもが学校で起こした銃乱射事件で親が刑事責任を問われたのは初めてだということです。

犯行に使われた拳銃は、事件の直前にクリスマスプレゼントとして両親が少年に買い与えたものでした。

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