世界銀行は最新の世界経済見通しを発表し、2024年の世界全体の成長率を上方修正しました。一方、日本の成長率は消費の鈍化などを受け、引き下げました。

 世界銀行の11日の発表によりますと、2024年の世界全体の成長率は2.6%と、1月時点の2.4%から0.2ポイント上方修正しました。

 経済が堅調なアメリカの成長率が、1月時点から0.9%と大幅に引き上げられました。

 一方、日本は消費の鈍化や輸出の減速などを受け0.2ポイント下方修正して、0.7%と見込みました。

 2025年の世界全体の成長率については、2.7%と予想しています。

 ただ、ウクライナやガザでの戦闘の影響拡大や新興国の債務問題などが下振れリスクになっていると指摘しています。

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