モンゴルのフレルスフ大統領は15日、北朝鮮が同日に故金日成(キム・イルソン)主席の生誕記念日を迎えたことを受け、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記に祝電を送った。フレルスフ氏は「都合の良い時期にモンゴルを訪問することを改めて招請したい」と記した。北朝鮮メディアが16日報じた。
フレルスフ氏は過去にも祝電で訪問を求めたことがあるが、実現していない。両国は伝統的な友好関係にあり、昨年国交樹立75年を迎えた。フレルスフ氏は「訪問が両国の友好の新章を開く重要な意義を持つと確信している」と強調した。
3月には北朝鮮高官がモンゴルでフレルスフ氏を表敬訪問している。一方、2013年にモンゴルから当時のエルベグドルジ大統領が訪朝した際は、金正恩氏との会談が実現しなかった。エルベグドルジ氏が滞在中に「いかなる暴政も永遠には続かない」と演説したことが問題視されたとの見方がある。(共同)
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