ロシアの反体制指導者で2月に獄死したナワリヌイ氏をしのび、誕生日にあたる6月4日、多くの市民がモスクワの墓地に献花に訪れました。

 ナワリヌイ氏の48歳の誕生日にあたる4日、埋葬されたモスクワの墓地には多くの市民が訪れ、涙を流している人もいました。

 ナワリヌイ氏の母親と妻のユリアさんの母親の姿も確認できました。

 独立系メディアによりますと、ユリアさんのロシアへの帰国を願う支援者に対し、ユリアさんの母親は「残念ながらすぐには戻れませんが、ロシアをとても恋しく思っています」と答えたということです。

 また、ロシア中部にあるシベリア最大の都市・ノボシビルスクでは献花場所となる政治弾圧の犠牲者を追悼する記念碑に近付けないよう周りにテープが貼られ、拘束者も出ていると報道されています。

 中西部のペルミなどの都市では、前日に警察官が野党活動家らの家を周り、集会などを開かないように警告したということです。

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