韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領は3日、記者会見を開き、南東部・慶尚(キョンサン)北道(プクド)浦項(ポハン)沖の近海に、最大で140億バレルの石油と天然ガスが埋蔵されている可能性が「非常に高い」と表明した。近く試掘を開始する。
韓国メディアによると、埋蔵エリアについて、韓国政府は海岸から38~100キロ沖合の韓国の排他的経済水域(EEZ)内だとしている。
韓国政府の依頼を受けた米国の民間企業が深海を調査し、有望だと分かったという。尹氏によると、韓国での使用量に換算して、最大で天然ガスが29年分、石油は4年分に匹敵する埋蔵量と見込まれている。
報道では、韓国政府は、2025年の上半期に埋蔵量を確認し、35年ごろには商業開発に入ることができるとの見通しを示す。【ソウル福岡静哉】
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