バイデン大統領の陣営はさっそく大統領選挙の勝敗の鍵を握る無党派層の取り込みへ動き出しました。

　不倫口止め料の改ざんを巡るトランプ前大統領の刑事裁判で、12人の陪審員全員が、起訴された34の罪すべてで有罪と判断したことを受け、バイデン大統領はSNSで「ドナルド・トランプを大統領執務室から締め出す方法はただ1つ。投票しかない」と投稿し、自身への支持を呼び掛けました。

　バイデン氏の陣営もすぐさま声明を発表し、トランプ氏について「我々の民主主義にもたらす脅威はかつてないほど大きくなっている」「トランプの2期目は国民の自由を奪い、政治的暴力をあおる混沌を意味する」などと批判を強めました。

　そのうえでトランプ氏の返り咲きを投票で阻止しようと国民に訴えています。

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