2020年9月の香港立法会(議会)選挙の前に、予備選挙を実施した民主派が国家安全維持法違反に問われた裁判で30日、14人に有罪判決が言い渡されました。
この事件では、予備選の実施を理由に、民主派47人が政府機能をまひさせる国家政権転覆を共謀したなどの罪で起訴され、うち31人は公判で罪を認めていました。
香港高等法院(高裁)は30日、否認していた残る16人のうち、14人に対して有罪判決を言い渡しました。
2人には無罪判決が出ましたが、検察側は上訴する意向です。
当時の予備選は、民主派が事前に候補を絞り込むことで共倒れを防ぐのが狙いで、被告の中には民主派の中心的な人物も含まれていました。
写真:有線新聞
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