およそ2年前に香港企業を経営統合した「コクヨ」が、新しいオフィスを北京に開設しました。社員が働く姿を顧客が見られるのが特徴で、金杉憲司中国大使も視察しました。
コクヨが北京市内にオープンしたのは、2022年7月に経営統合した香港の家具ブランド「ラメックス」との合同オフィスです。
昇降式のデスクや電話ボックス型の集中スペースなどで、両方の社員が実際に働いているところを顧客に見てもらい、オフィス家具だけではなく、働き方を含めた提案をしたいとしています。
コクヨ執行役員 福井正浩氏
「社員が実験台になってもらって実験し続けているオフィスなんです。この実験しているところを見ていただくのがワクワクしている」
ラメックス地域営業部長 王氷氏
「日本人の同僚は仕事が非常に細かくて真面目で、仕事の流れに厳しいです。必ず良い方向に進んでいくと思う」
在中国大使 金杉憲治氏
「中国という非常に競争的な市場で日本企業が頑張っていて勇気づけられたし、会社の努力に敬意を表したい」
29日には中国駐在の金杉大使も視察し、日本企業と中国の企業には様々な協力の可能性があると強調しています。
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