イスラエルのガザ地区での戦闘停止を求める国際社会の圧力が高まるなか、イスラエルの高官は戦闘は目標達成のため少なくとも年内は続くと明らかにしました。

 イスラエルのハネグビ国家安全保障担当顧問は29日、メディアとのインタビューでイスラエルは戦闘終結に向けてハマスのインフラの破壊、人質の帰還、ガザ地区からイスラエルへのあらゆる脅威の除去の3つの目標を掲げていると強調したうえで、「ガザでの戦争は少なくとも年内は続くだろう」と述べました。

 イスラエルのガザ地区南部ラファへの攻撃に対しては、ICJ=国際司法裁判所が24日、即時停戦を命じる暫定措置を出していますが、イスラエル軍はラファ中心部へ戦車で侵攻するなど停戦に応じる気配はありません。

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