日本を訪問中の中国共産党・中央対外連絡部長の劉建超氏は29日午後に都内で講演し、国民レベルでの交流の重要性について訴えました。
中国共産党・中央対外連絡部 劉建超部長
「私はこれまで何度も日本を訪れました。日本の地方、農村地域に行き、交流した経験があります。日本のバランスの取れた発展と国民の豊かな暮らしに気付きました」
劉建超氏は都内にある日中友好会館で講演し、若い時に徳島県の農家でホームステイした思い出を紹介し、「農家の人とミカンを摘んだり、お祭りに参加したりした。日本の農村地域の発展や日本人の勤勉さを自身の目で見て感動した」と述べ、民間交流の必要性を訴えました。
また、子どものころに日本製テレビを家族で囲み、日本のドラマやアニメに親しんだ経験について触れ、文化交流の重要性についても強調しました。
劉氏は王毅外相の後任と目されるなかで今回、自民・公明両党の招きで来日していて、滞在中は与野党の議員やメディア関係者とも意見交換をする予定です。
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