韓国政府が発表した今年の第一四半期における「合計出生率」=1人の女性が生涯に出産する子どもの数は「0.76」となり、過去最低を更新しました。
韓国統計庁によりますと、今年1月~3月期の合計出生率は前の年の同じ時期と比べ「0.06」下がって「0.76」となり、第一四半期では過去最低の記録となりました。
また、この期間に生まれた子どもの数は6%減って6万474人となり、こちらも過去最低を更新しています。
韓国政府は今年の合計出生率が初めて0.7を割り、0.68になると予測していますが、韓国メディアはこれをさらに下回る可能性もあると指摘しています。
OECD=経済協力開発機構に加盟する38か国のなかで合計出生率が1を下回るのは韓国だけで、同じく少子化に直面している日本よりも低く、韓国メディアは「国家消滅は遠い話ではない」などと危機感を示しています。
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