ガザ地区南部ラファの中心部にイスラエル軍の戦車部隊が、初めて到達したことが分かりました。また、難民キャンプへの新たな攻撃により85人の死傷者が出ています。
ロイター通信は28日、地元住民からの目撃情報としてイスラエル軍の戦車部隊がラファの中心部、住宅密集地にあるモスクに到達したと伝えました。
また、アラブ系メディアによりますと、戦車部隊はさらにラファ西部へと進軍しているということです。
国連機関の発表によりますと、これまでに100万人がラファから避難しましたが、本格的な戦闘による人道危機が懸念されます。
また、ガザ保健当局によりますと、ラファ西部にある避難キャンプに対して新たな攻撃があり、これまでに21人が死亡し、64人が負傷したということです。
イスラエル軍は26日、ラファ北西部の複数の避難キャンプへ空爆した際に、民間人45人の死者を出していて、ネタニヤフ首相は「悲劇的な誤り」と表明していました。
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