シンガポールのリー・シェンロン首相(72)は、20年に渡って務めてきた首相の座を、来月15日に後任へ引き継ぐことを明らかにしました。

 リー・シェンロン首相は15日、フェイスブック上で、「5月15日に私は首相の座を退き、ローレンス・ウォン副首相兼財務相が次の首相に就任する」などと投稿しました。

 2004年に3代目の首相に就任したリー・シェンロン首相は、およそ20年に渡って政権を運営してきました。

 去年、開かれた与党「人民行動党」の大会で演説した際には、党の創立70周年を迎える今年11月までに退く意向を示していました。

 後任となるローレンス・ウォン副首相兼財務相は、動画で出した声明の中で「謙虚さと使命感を持って首相を務めます」と決意を表明しています。

提供:Prime Minister’s Office,Singapore

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