北朝鮮は27日夜、発射した軍事偵察衛星について「空中爆発し、失敗した」と発表しました。アメリカ軍は弾道ミサイル技術を活用した発射だと強く非難しています。
北朝鮮は28日午前0時すぎ、朝鮮中央通信を通じて「西海(ソヘ)衛星発射場から偵察衛星『万里鏡(マンリギョン)1ー1』を新型衛星運搬ロケットに搭載し発射した」と報じました。
ロケットは「1段目の飛行中に空中爆発し、失敗した」と明らかにしています。
原因について「新開発の液体酸素と燃料エンジンの動作信頼性」としています。
アメリカのインド太平洋軍は27日、大陸間弾道ミサイル技術を活用し発射したとして、複数の国連安保理決議に対する「明白な違反だ」と非難しました。
周辺地域の緊張を高め、安全保障の環境を不安定化させると指摘しています。
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