議会改革法案を巡り、与野党が対立する台湾の議会で女性議員が顔を殴られる事態が起きるなど混乱が続いています。

 もみあう女性議員たち。与党議員のこぶしが野党議員の顔面を捉えます。

 24日午前、議会改革法案の審議を巡り、台湾・立法院でまた衝突が起きました。

 殴られた議員が所属する第二野党・民衆党は、与党・民進党の主席を務める頼清徳新総統にも謝罪を要求しています。

 一方、立法院周辺では2万人以上の市民が議会で多数派を占める野党による法案の強行採決に対し、抗議デモを開いています。

 デモは台北市以外の他の都市にも拡大しています。

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