台湾の国会にあたる立法院では総統の権限を縛る野党主導の法案をめぐり本会議が紛糾し、周辺では8万人が抗議活動を行いました。

法案は最大野党の国民党と民衆党が提出したもので、総統に対し、定期的に立法院での報告や質疑に応じることを求めるなど、立法院の権限を強化し、総統や行政院の権限を縛る内容が盛り込まれていて、与党・民進党は強く反発しています。

記者
「こちら立法院では、まさに審議が行われていますが、その目の前では通りを埋め尽くすほど、たくさんの人が抗議の集会に訪れています」

「(中国の軍事演習が)不安で、自分たちの望む民主主義を勝ち取りに来ました」

主催者によると、抗議活動には8万人が参加したということです。

法案の採決には至らず、審議は来週28日に再開される予定です。

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