バイデン米大統領は14日、ヨルダンのアブドラ国王と電話会談し、イランによるイスラエル攻撃への対応で緊密な連携を続ける方針で一致した。ブリンケン米国務長官も中東諸国の外相と相次ぎ電話会談した。イスラエル防衛を支援した米国の軍事行動に理解を求め、地域の緊張激化を防ぐため協力を促した。
バイデン氏はアブドラ氏との電話会談で、イランが発射した弾道ミサイルなどがヨルダン領空も通過し、同国市民の安全を脅かしたと非難。パレスチナ自治区ガザでの人道支援拡大を図ることで一致した。
ブリンケン氏は、ヨルダン、エジプト、トルコ、サウジアラビアの各外相と電話会談し、緊張激化を防ぐ方策について意見を交わした。今後の連携についても協議した。オースティン米国防長官は、イスラエルのガラント国防相と電話会談した。(共同)
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