暴動が続く南太平洋のフランス領ニューカレドニアに23日、マクロン大統領が到着し、「あらゆる当事者の声に耳を傾ける」と自ら事態の収拾に乗り出す考えを示しました。

マクロン大統領は23日、暴動の影響で閉鎖されているニューカレドニア・ヌメアの空港に専用機で到着しました。

マクロン大統領
「私、そして政府の願いは、住民に寄り添い、できるだけ早く平和と平穏、安全を取り戻すことです」

今月13日から始まった暴動では、これまでに治安部隊2人を含む6人が死亡しています。

暴動は、マクロン政権が進める選挙制度改革をめぐり、独立を求める先住民の抗議行動が発端となっています。

マクロン大統領は「政財界などあらゆる当事者の声に耳を傾け、そのうえで決断を発表する」と述べ、自らの訪問によって、事態の収拾を図りたい考えです。

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