オーストラリアとニュージーランドは、暴動が続く南太平洋のフランス領ニューカレドニアにいる自国民らを退避させるため、航空機を派遣すると発表しました。

 ニューカレドニアでは13日以降、独立派による抗議活動が暴動に発展し、中心都市ヌメアの空港が閉鎖されたままです。

 多くの旅行者らが現地に足止めされるなか、オーストラリアのウォン外相は21日、「オーストラリアや他国の旅行者がニューカレドニアを出国するための航空機2便の発着許可が出た」と自身のSNSに投稿しました。

 ニュージーランド外務省も政府専用機のニューカレドニアへの派遣を発表し、21日はニュージーランド人およそ50人のほか、緊急を要する外国人らも乗せる予定だとしています。

 今後も航空機を派遣し、帰国を支援していくということです。

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