台湾で20日、頼清徳新総統の就任式が開かれます。「現状維持」路線の継承を表明する新政権ですが、中国からの圧力が強まることが懸念されます。
頼清徳新総統
「蔡英文総統が過去8年間に築いた基礎と民主主義の道を土台に、私たちは世界に進出し台湾を強化し続けます」
台湾の新総統に就任する頼清徳氏は19日、海外からの来賓をもてなすパーティーに出席し、「総統として地域の平和と安定を維持するために力を発揮したい」と述べました。
パーティーには日本の超党派の国会議員団も参加し、新政権への支持を表明しました。
20日の就任式でも「現状維持」を訴えると見られる頼清徳新総統ですが、台湾統一を目指す中国は「独立派」だとして警戒を強めています。
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