インドで19日に下院(定数545)総選挙の投票が始まるのを前に、モディ首相率いる与党インド人民党(BJP)は14日、マニフェスト(政権公約)を発表し、インフラ整備を一層進める方針を掲げた。日本の新幹線方式を採用した初の高速鉄道計画が西部で進む中、モディ氏は北部や南部、東部にも高速鉄道網を拡大する意欲を示した。
西部以外での計画に関し、時期や場所などの具体的な内容は明らかにしなかった。インド初の高速鉄道計画は西部アーメダバードと商都ムンバイ間で進んでおり、2026年にも開業できる見通しだ。政権公約では、貧困層や女性など社会的弱者の支援や、若者の起業を後押しする方針も示した。
公約発表では、モディ政権の2期10年で国内総生産(GDP)の規模が10位から5位に浮上し、2億5千万人が貧困から抜け出したと成果を強調した。(共同)
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