ドジャース大谷選手の元通訳・水原一平容疑者が違法賭博による借金について、大谷選手に「肩代わりしたことにしてほしい」と口裏合わせを依頼していたと現地メディアが報じました。

水原容疑者は先月20日、試合後のチームミーティングで今回の問題について「大谷選手に賭博の借金を肩代わりしてもらった」と説明したとされています。

英語による説明だったため、その後、大谷選手が2人きりの場で水原容疑者に詳細を求めたところ、大谷選手から金を盗んでいたことを打ち明けたといいますが、ニューヨークタイムズによりますと、この際、水原容疑者は大谷選手に対し「借金の肩代わりをした」とする周囲への説明に沿うよう口裏合わせを頼んだということです。

大谷選手はこれを拒否した上で、代理人や別の通訳を呼び協議が行われたということで、この場には水原容疑者の妻もいたとされています。

水原容疑者は大谷選手の口座からおよそ24億5000万円を不正送金した疑いで連邦検察に訴追されています。

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