ベトナム共産党の最高指導部で異例の交代が相次ぐなか、序列5位にあたる書記局常務の辞任が決定されました。
ベトナム共産党は16日、最高指導部にあたる政治局でただ一人の女性メンバーだった序列5位のチュオン・ティ・マイ書記局常務兼中央組織委員長の辞任を発表しました。
中央委員会総会で決定されたもので、具体的な理由は明らかにされていませんが、共産党は「党の規定に違反した」としています。
マイ氏はベトナム・日本の友好議員連盟会長を務め、先月来日した際には岸田総理と会談していました。
ベトナムでは、最高指導者のグエン・フー・チョン党書記長が汚職の撲滅などを推進していて、マイ氏のほかにも、国家主席や国会議長といった党の中枢幹部が立て続けに失脚しています。
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