資産運用コンサル会社の社長らが無登録で関係企業の社債申し込みを勧誘したなどとして逮捕された事件で、社債を再購入させる手口で出資者への返済を逃れていたことが分かりました。
「THE GRANSHIELD」社長の中村佳敬容疑者(46)ら8人は、無登録で「トラステール」の社債申し込みの勧誘をしたなどの疑いで送検されました。
その後の捜査関係者への取材で、顧客に返済が必要となる満期のタイミングで中村容疑者らが「これは特別です」などと社債の再購入を勧めていたことが分かりました。
本来、顧客に支払う返済金を、再び社債を購入する資金に回すという手口で返済を逃れていました。
警視庁は、会社にほぼ実体はなく集めた金を飲食などに充てていたとみています。
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