警察が工場内を捜索したところ、「溶鋼鍋」と呼ばれる鉄を溶かすための設備の中から人の骨のようなものが見つかりました。

 溶鋼鍋は直径5メートル、深さ4メートルで、中の温度は1000℃以上あるということです。

 14日午前7時すぎ、製鉄所の関係者から「会社に来ていた男性従業員の姿が見えなくなった」と110番通報がありました。

 行方が分からなくなっているのは30歳の男性従業員で、鋼を溶かして鉄を作る作業を担当していたといいます。

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