岸田文雄首相は15日、国会内で開催中の「生命(いのち)のメッセージ展」を鑑賞した。交通事故で家族を失った遺族らが企画し、被害者の等身大パネルや遺品などを展示。首相は「犯罪に遭われた方やご家族の気持ちに寄り添いながら、各種の犯罪対策に真剣に取り組んでいかなければならないと改めて強く感じた。これからの政策に生かしていきたい」と記者団に語った。
首相は昨年12月、危険運転致死傷罪の処罰対象に、法定速度を大幅に上回る異常な高速運転を加える法改正に着手する考えを表明。法務省の有識者検討会が同罪の見直しを議論している。【園部仁史】
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