リニア中央新幹線のトンネルの掘削工事が進む岐阜県瑞浪市で、工事の影響とみられる井戸などの水位の低下が確認されていたことが分かりました。

 JR東海によりますと、水位の低下があったのは瑞浪市の「日吉トンネル」の掘削エリアです。

 2月下旬、JR東海が観測用に設置した井戸で水位の低下が確認され、その後、周辺の調査を行ったところ、32カ所の水源や井戸のうち、14カ所で水位が低下していたということです。

住民
「これから田植えが始まる。水がたまらないと田植えができない。この水がいつ枯れるかという心配はついてまわる」

 JR東海は、「工事と水位低下の因果関係は断定はできないものの、トンネル掘削が影響している可能性がある」としています。

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