水俣病の被害者らと懇談中に環境省がマイクを切った問題を巡り、伊藤環境大臣は省内に水俣病の「タスクフォース」を立ち上げたことを明らかにしました。
新たに設置されたタスクフォースには、大臣以下の幹部や複数の部署の職員など29人が加わりました。
伊藤大臣は目的を「現行の法制で1人でも多く救うために何ができるかだ」と述べ、改めての懇談に向けて調整を進めるとしました。
伊藤環境大臣
「平成29(2017)年から『1人3分でやる』のはずっと続いてきたようです。その3分という時間が私は今思えば十分じゃないと思う」
また、懇談会での3分の制限は7年前から続いていたことが明らかになりました。
制限が始まった理由は分からないとしました。
一方、「第二水俣病」に関する新潟県での懇談会でも2015年に5分の制限があった可能性を問われると、「できる限り調査したい」と述べました。
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