■首都高で7台が衝突炎上 5人死傷
首都高で5人が死傷する事故が発生。現在も通行止めが続いています。
職場へ向かう通い慣れた風景は明らかに異常なものでした。見えてきたのは頭の上で燃えさかる真っ赤な炎です。
目撃した人
「会社に戻る途中で近付いていったら炎も見えた。相当、燃えているなと。高速道路上だというのにびっくりしたんだけど」
14日午前7時半すぎ、埼玉県戸田市を走る首都高5号池袋線下りの美女木ジャンクションの手前で、トラック4台と乗用車3台の合わせて7台が絡む事故が発生しました。
事故現場から、わずか150メートルほど手前の地点。モクモクと黒煙が空高く立ち上ります。近隣の人も写真に収めていました。
近所の人
「真っ赤な炎が見えてましたね。何回もぶつかった音がしたのと同時に爆発みたいなやつが3から4回ありました。爆発した時にバンパーのかけらが飛んできたんです」
その激しさは炎が消された現場からも見て取れます。上り車線にはずらりと並んだ消防車。こちら側から消火活動が行われたとみられます。
この事故で3人が死亡し、2人がけがをして病院に運ばれました。
警視庁によりますと、進行方向左側の車線にトラック3台、そして乗用車3台が並んでいました。
そこに後ろからきたトラックが最後尾の乗用車に衝突。隣の車線にはじき出します。トラックはそのまま他の乗用車にも衝突しました。
死亡した3人は、いずれも乗用車に乗っていたということです。
警視庁は追突したトラックを運転していた28歳の男を過失運転致死の疑いで現行犯逮捕。取り調べに対して「ぶつかった時に意識はありませんでした」と話しているそうです。
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