囲碁の七大タイトルの中で最も歴史のある本因坊戦の第1局が東京・台東区の東京国立博物館で始まりました。一力本因坊(26)は初防衛がかかり、対する余八段(28)は本因坊初挑戦です。
本因坊戦五番勝負の第1局は東京国立博物館で14日午前10時から始まりました。
一力遼本因坊に挑戦するのは余正麒八段です。
一力本因坊は七大タイトルのうち、「棋聖」と「本因坊」、「天元」と三冠を保持していて、本因坊は初防衛がかかっています。
対する余八段は挑戦者決定戦で芝野虎丸名人を破って初めての本因坊挑戦です。
芝野名人を破った勢いでタイトル獲得を目指します。
本因坊戦はこれまで2日制の七番勝負でしたが、今回から1日制の五番勝負に、賞金も2800万円から850万円に規模が縮小されました。
持ち時間はそれぞれ3時間で勝敗は夕方以降に決まる見込みで、先に3勝したほうがタイトル獲得となります。
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