広島市のサッカースタジアムで、旗を掲げる重さおよそ70キロの棒が落下しました。女子プロリーグの試合中でしたが、けが人はいませんでした。

 落下したのはスタジアムの屋根付近、高さ40メートルにつるされている、長さおよそ15メートル、重さおよそ70キロのバトンです。

 当時はサンフレッチェ広島レジーナと大宮アルディージャベントスの試合中でおよそ3500人の観客がいましたが、バトンが落ちた場所は開放されておらず、けが人はないということです。

サンフレッチェ広島 仙田信吾社長
「まずは徹底的な原因究明。ご心配をお掛けしましたが、しっかりした対策を取っていきますので、ご理解をお願いします」

 15日のサンフレッチェ広島対鹿島アントラーズ戦では、旗を掲げる場所を変更することにしています。

 広島市は12日午後に緊急の点検を行い、バトンの落下原因を調べることにしています。

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