11日は全国的に高気圧に覆われ、朝から強い日差しが降り注ぎました。各地で6月から7月並みの季節外れの暑さとなり、半数以上の地点で夏日を観測しました。

■TayーNewも登場 タイフェスティバル東京

 「ガイヤーン」に、「パッタイ」。指先の芸術ともいわれるタイ舞踊まで。まるでバンコクのようなこちらは、代々木公園です。

 11日は特別にタイのスーパースター「TayーNew」も登場。

タイのスーパースター TayーNew
「みなさん暑いですかー!?」
来場者
「暑〜い!」

 6日ぶりの夏日となった11日、それ以上の熱気が会場にあふれていました。

来場者
「タイに来ているみたいです」
「最高ですよね、タイに行かなくても会えるんだ!来てくれてありがとうございます」

 今回のフェスティバルにはタイ政府機関も参加し、タイのエンタメ文化を前面に打ち出しています。

 食べ物も、ただの食べ物ではありません。本場の味を楽しめる飲食ブースでは、タイの人気ドラマに出てくる料理を食べることができます。ドラマのどんな場面で食べたのか、気になるところです。

■夏日観測 全国の半数以上の地点で

 都内では、こんな光景も見られました。涼しさを求め、暑さを我慢。矛盾しているようにも思えますが…。


「もうちょっとしたら入れる。楽しみですね」

 そこまでして食べたいもの。それは、かき氷です。


「おいしい」「冷たい」

 「季節外れの暑さ」がもはや当たり前に感じるほど多い5月。11日は12地点で真夏日を観測。夏日も493地点に上りました。

 素足から伝わる泥の感触。小学生の田植え体験です。

小学生
「助けて、助けて」

 毎年行われている、おなじみの光景。騒ぎながらも、どこか楽しそう。

5年生
「泥がスライムみたいで気持ちいい」
「ちょっと腰が痛い」

 11日は絶好の田植え日和だったようで、石川でも。世界農業遺産の白米千枚田です。

参加者
「稲刈りも去年参加したんですけど、また今年実際に植えたのを収穫できたら楽しそうだなと思います」

 11日は特別な一日でもありました。三重県の大紀町でアユの友釣りが解禁。一日千秋の思いで過ごしてきた釣り人は…。

釣り人(83)
「やっぱり釣れた時はね、ここにいたんだなという満足感。この満足感がたまらないんですよ。元気に暮らしているのもアユのおかげじゃないかな」

▶テレ朝天気

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