水俣病の患者団体の抗議を「つるし上げ」と表現しました。

水俣病患者連合 松崎重光副会長
「会社が水銀を垂れ流さなければ、こういうことにはならなかったんだが、私はいつも家内と話していました」

環境省 職員
「申し訳ございません。お話をおまとめください」

参加者
「切られてる。スイッチ切られている」
 
 伊藤信太郎環境大臣と水俣病の患者団体が懇談していた際、環境省の職員が強制的にマイクの音を切った問題を巡り、その場に同席していた熊本県の木村敬知事は10日、懇談後に患者側が環境省側に抗議した状況について、「つるし上げ」と表現したのです。

木村知事
「事実上、つるし上げになってるんですよ。大臣も、環境省も」

 記者から真意を問われると、こう答えました。

木村知事
「素直に言葉を訂正いたします。申し訳ありません。そういうふうに受け取られかねない表現だったことをおわびします。非常に厳しい怒号というか、厳しい怒りをこめて、大臣や担当者を叱責されていたということを言いたかったわけです。申し訳ありません、訂正いたします」

(「グッド!モーニング」2024年5月11日放送分より)

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