日航機が2月、米カリフォルニア州のサンディエゴ空港で滑走路手前の停止線を管制官の許可なく越えていた問題で、パイロットが簡略化された空港の地図を誤認し、誘導路と滑走路を取り違えていたことが10日、日航などへの取材で分かった。日航は地図や資料に注意喚起を加えたほか、訓練用の社内資料や規定を改めるなどの再発防止策を取るとしている。
日航や国交省によると、現地時間の2月6日昼ごろ、サンディエゴ発成田行き日航65便が離陸に向けて駐機場を出た後、管制官から滑走路と並行する誘導路に入って走行するよう指示を受けた。
パイロットは簡略化された地図を見て、滑走路を誘導路と誤認し、停止線を越えた。(共同)
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