鳥取県では初めてとなる夜間中学が開校し、入学式が開かれました。
「鳥取県立まなびの森学園」は、病気や不登校などを理由に義務教育を十分に受けられなかった人や外国籍の人などを対象とした鳥取県で初めての夜間中学です。
12日の入学式には、10代から60代の新入生10人が参加しました。
新入生代表 田中ひとみさん(63)
「小学校のころからいじめを受けるようになりました。その後、中学校に進学してもいじめは続き、不登校になりました。当時のいじめの後遺症のせいか、今でも人の気持ちが理解できない時があります。子どもや孫に学校の勉強や宿題を教えてと言われても、難しくて教えることができませんでした。鳥取にも夜間中学が開校することを知り、63歳になってしまいましたが、新たな一歩を踏み出すことができました」
この学校では、午後4時45分から授業が始まり終わるのは午後9時前です。
県内に住んでいることが条件で、授業料は無料だということです。
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