その数は8回。店の防犯カメラに映っていたのは大胆な犯行の一部始終でした。

 2月22日、馬肉やユッケなどを販売する無人販売店の防犯カメラの映像では午後8時ごろ、店に入ってきた「黒っぽい服を着た人物」がショーケースを開けて次々と商品を手に取っていきます。

 その後、会計をせずに商品をバッグに入れ、そのまま店を出て行きました。

 その2日後の24日、再び店に現れた黒っぽい服を着た人物。

 今度はショーケースからかごごと取り出し、商品を手提げバッグに入れて店を出て行きました。

 そして3月1日と13日にも黒っぽい服を着た人物の姿が…。さらに先月も2日連続で商品が持ち去られています。

店のオーナー
「かばんに入れるしぐさがほぼ一緒ですので、店側としては同一犯であろうとみております」

 防犯カメラや警告する貼り紙の効果もなく、店によりますと、この3カ月間で同じ人物によるものとみられる被害が8回あり、被害額は約6万4000円になるといいます。

店のオーナー
「あまりにも続きますと、こちらとしてもこの事業を継続することはできなくなりますので、そういった犯罪行為は絶対やめてほしいなと強く思っております」

 警察は窃盗事件として捜査しています。

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