「ザ・ドリフターズ」のメンバーで、おととし亡くなった仲本工事さんの元妻が、出版社3社に嘘の内容の記事を書かれ、名誉を傷付けられたなどとして神奈川県警に刑事告訴しました。
仲本工事さんの内縁の妻だった三代純歌さんは30日、「週刊新潮」「女性自身」「週刊女性」の記事で名誉を傷付けられたほか、嘘の内容によって仕事に影響が出ているとして発行元の出版社3社に対する告訴状を神奈川県警に提出し、受理されました。
週刊誌の記事では、夫婦関係を巡って三代さんについて「鬼妻」「モンスター妻」などと書かれていました。
三代さんは、記事の読者がネット上で「ひどい女だ」などと書いているとし、「週刊誌の嘘の内容によって個人がボコボコにされる。こういうことを刑事事件化して、しっかり捜査してもらうことが重要だと感じた」と話しました。
三代さんは、すでに出版社3社に合わせて8250万円の損害賠償を求める裁判を起こしています。
「週刊女性」と「女性自身」側は、それぞれ第1回口頭弁論で争う姿勢を示していて、「週刊新潮」側との裁判も今後、行われる予定です。
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