消費者庁は3日、電気と都市ガスをセットで契約するだけで「おトク」と宣伝したのに、実際には別の条件があったのは景品表示法違反(有利誤認表示)に当たるとして、北海道電力(札幌市)に3398万円の課徴金納付命令を出した。

 消費者庁によると、北海道電は2020年12月~21年12月、「電気もガスもまとめておトク」として、都市ガス契約を北海道ガスから自社に切り替えれば6000円や2万円が得られるとしていた。

 しかしその金額には、契約者側がポイントサービスに加入し、毎週配信されるコラムの閲覧などをすることで付与されるポイント分が含まれており、北海道電はこの内容を明示していなかった。(共同)

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